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スリランカ  2006.3.5.〜3.10.

MINOHE et TOMOSO クマールとゆく珍道中

金額は、ほとんどルピーで書いてますが、今回のレートは1ルピー=1.18円くらいでした

遺跡や場所の説明は、ガイドクマールが教えてくれたものと、
帰ってから「歩き方」やネットで調べたものです
ほとんどが、写真を見ながらの後付けでございます
よ〜く調べてから行った方が、おもしろかったかもね ま、いいか
間違ってるとこや、詳しいことを知っていたら教えてくださいね 訂正・追加いたします


   3月8日(水) アーユルベーダ サリーでおでかけ 高原地域への長旅

TREE OF LIFEにて
アーユルベーダとはなんぞや?
簡単に言うと健康で幸せな人生を送るための考え方であり、伝統医療ということでしょうか
普段から食事や生活習慣に気をつける予防医学であり
病気になってしまったときは自然治癒力を高める食事や治療をする
悪くなった部分だけに原因をさぐるのではなく、体のバランスが崩れたことに根本的原因があると考える
そんな感じですね

そんなアーユルベーダ・トリートメントを受ける これはこの旅の3大イベントのひとつでもあります
最初に体質診察をします そして、着替えて(ってゆうか布1枚巻いて)トリートメントルームへ
出国前にカレー屋Oさんから、すっぱだかでマッサージだと聞いていたので、ちょっとドキドキでしたが
ちゃんとタオルをかけてくれました
まずは、シーロダーラ額にオイルをたらします
これは写真を撮ってもらおうと頼んでみると、私の担当の女の子はカメラの使い方がわからないらしく
おばちゃんを呼んでくれました
おばちゃん写真撮るのヘタでした 3枚撮って、全部ブレブレ
つづいて全身マッサージは最高
バシュパ・スエダ(ハーバル・スチームサウナ)は棺桶みたいな一人用サウナ 顔だけ外です
これは全身の毛穴が開いている感じがわかる!
治療するのに10日間くらい通ったりするらしい 毎日アーユルベーダツアーなんかもあったけど
そりゃこんなん毎日やったら絶対体の中も外もピカピカになるわな〜

診察から終わりまでたっぷり3時間くらいかかりましたよ
予定では2時間
クマール待ってま〜〜〜す 「ここの人は遅いね はじまるまでに時間がかかりすぎるよ」
今日の道のりはめっちゃ遠く険しいのです
クマールが悲しげに言ってました
「ヌワラエリヤ(今日の目的地)へ行くのに普段通る道が通行止めになった
 朝のTVニュースにも出ていた 今日は遠回りになるし、道が悪いよ」
なにか自然災害(土砂崩れかなにかでしょうか)があったらしいです

キャンディを離れる前に、宝石を買いにゆきます
スリランカは紅茶にならび宝石も有名
私は買うつもりはなかったけど、小さいのも置いてあったので、安くて小さいのをお土産にしました
昨日買ったシルバーの入れ物に入れてあげよう!
ちゃんと鑑定書も作ってくれました でも、全部まとめてだから、お土産と一緒に渡せんのね

続いて、昨日頼んでおいたサリーを受取る
サリーは1枚の布ですが、サリーと共布でブラウスお願いしといたので翌日の完成でした
二度と着付けれないかもしれないので、来たまま出る
外で待ってたクマにっこり あの笑顔がこの旅で一番嬉しかったかもしれない
これからの長旅を考えてちょっぴり憂鬱そうだったクマールの顔が、そんなこと全部忘れた満面の笑顔になりましたから

途中、レストランで昼ご飯を食べる
レストランの大きなTVでクリケットの試合を放映中 スリランカ vs バングラディッシュでした
クリケットはスリランカで一番人気のスポーツです
クマールもクリケット大好きです 食事を終えてクリケットに夢中
男性のスポーツ好きは万国共通ですな
途中バングラディッシュにおいしいところを持ってかれて、額を叩くクマールは最高にかわいかったです

昨日飲んでるときに「途中でみかんを買いたい」とクマールに言っておいたけど、この人忘れてるやろなぁ 飲んでたしなぁ
「クマール みかん寄ってね」と言うと「あ、そうだったね ごめんなしゃい」
やっぱ忘れてたぁ
くだものやさんの目の前に車をつけて、窓を開けてくれます
車を降りずに購入
みかんを5つ買って、店の写真を撮りました
もう1枚「おじちゃんも写真に入って」と写真を撮ると、なんだか嬉しそう
みかんを1つくれました わ〜い、ありがと、おじちゃん
こうゆう小さなふれあいが旅の醍醐味でもあります


ところで、今日はお日柄が良かったのでしょうか、あちこちで結婚式してました
途中何台もハネムーンの車とすれ違いました
ハネムーンの車は前に花とリボンをつけてます おめでとうお幸せに

 *長旅の途中スリランカ新婚事情 クマール
スリランカでは結婚式が終わるとハネムーンにでかけます 国内が多いように見受けられます
で、その日が初夜となるわけです
その晩使ったシーツを、なんと新郎のお母様に見せる習わしがあるそうです
シーツがに染まっていないと、悪い嫁だと言われるので、ニワトリさんの血をつける人もいるとか

そんな赤裸々新婚事情で盛り上がりつつ、ゆく道は過酷です
クマ「はじめて通る 遠回り 道悪くて狭いね(凹)」心底疲れ果てていました
仕事だツライ顔客に見せたらいかんよ
でもホントしんどかったと思います 一人で一日運転しっぱなしだもんね
ヌワラエリヤに入ったときは3人で拍手で大喜び

標高の高い高原地帯のため霧も出ていました
この旅の3大楽しみのひとつであった紅茶工場見学は通行止めの道にあったのでナシに
途中、茶畑をた〜くさん見たし、トイレを借りた工場をちらっと覗いたからいいか
明日、紅茶を買えるところに寄ってもらう約束をしました
カレー屋Oさんのとこで見せてもらった「SLIM TEA」を売ってるところを知ってるとのこと
バカ買いする予定です

さて、ホテルに着きまして、毎晩恒例になった撮影会 今日はサリーなので
否が応でも盛り上がります
この写真は恥ずかしすぎるので、公開できません 笑

サリーを脱いで、お買い物にゆく 優しいクマールは、こんな自由時間にまで付き合ってくれます
人懐っこいのか バカ女2人が心配なのか・・・
ひょっとして私たちのことが好きになっちゃった!?(はい、勘違い)
スーパーでお土産を物色 シンハラ語の食品やらお菓子やら生活用品に大いに盛り上がります
こんなに買って、この値段 いや〜スーパーは楽しいなぁ
ミノヘトモソお土産に買いまくる クマールまた待ちぼうけ
帰りに屋台のチキンを買い食い ローストひよこ豆も食べながら歩きます

ヌワラエリヤは寒いので、クマールもこの日だけは会社が部屋をとってくれたそうです
(普段はガイドはガイド用の相部屋に泊まってるらしく、シャワーも水しかでないみたい
 ここは寒いからお湯がでるので喜んでました)
なので夕食もクマと一緒
ここのレストランはバイキングじゃありません ウエイターが、「チキン/ポーク/フィッシュから選べます」と言うので
ポーク2チキン1でお願いします
しばらくしてウエイター戻ってきました
チキンは品切れです ・・・じゃあ選択肢に入れるな もう全部ポークでいいですわ
待ってる間に翌日の朝食を頼みます ここは唯一朝食もバイキングじゃないとこでした
せっかくだから欧米スタイルじゃなくスリランカスタイルができるか聞いてみる
スリランカモーニングメニューくれました  6種類くらいあります
これと言うと「これは調理できるスタッフいません」
はあ? メニューに載せるな もしくは先に言ってくれよ
もう念には念を入れて確認します 後はできると言うので、トモコとミノリ別々のを注文
なぜかゴネだすウエイター クマとシンハラ語で話しだしたので、何言ってるかわかりません
キミらどんだけ長話なん? だんだん立腹調のクマ まだ何か問題でも!?
「ちょっと待ってて」とウエイター去る その間にクマに聞きました
違うものだと時間がかかるとのこと それって面倒だから嫌がってるだけじゃん? 
ってゆうか、ウエイターが作るわけじゃないだろ?
まぁ、それでも、それならそれでも、いいですよ
特にこだわりあるわけじゃないから同じのにしてもいいし そんなにもめんと、私たちに言ってくれればいいのにさ
で、しばらくして戻ってきたウエイター 「やります」と
なんだよ、できるんじゃないか もういちいち面倒ね
こんなやりとりがあったあと、クマールが「あのウエイター、ちょっとバカ(舌ったらずな日本語で)
笑っちゃいました そんなこんなで夕食終わり

ホテルに着いたときから、クマールが「最後だから今日は飲もう」と言っておりました
やっぱり、キミ私たちのこと好きやね(だから、勘違い)
スーパーに行ったときにアラックつまみを買ってくれてました
他にカミソリも ヒゲが濃いから大変だと嘆くクマール 35歳 独身
ジャヤ ウェ ワ(乾杯)
クマはお酒弱いのでコーラ割りにして、ゆっくり飲みます
あんた昨日ロックで飲んでたがね ムリしてたん? つきあわして悪かったわねぇ

クマ空手を見せてもらいました なんでも若いときナショナルチームにいたそうです
今はインストラクターだから動き遅くなったと言ってたけど 早いっす めちゃ早いっす
拳もキックも私の5mmくらい手前、鼻先で寸止め すげ〜
クマール「訓練してるから、当たらないようにできます 大丈夫」
あ〜 あんたぁカッコいいよ 好きになっちゃったのはこっちの方だね 笑
クマールパンチクマールキックも早すぎて写真に収めれません
「ちょっと、そこで止まって〜」無理言うミノヘ 「酔ってるから止まれません」困〜るクマール
なんだかんだで写真に収めれました
 この写真見て「顔が見えないよ」と不満げなクマール 次の日の朝も、もう一回見てました
 スリランカ人って、自分が写真写ってるの好きなんですかね?
ついでに、今でも充分鍛えられた腹を触らせてもらいました
自分でバシバシ腹にパンチを入れるクマール 当然私のパンチなんてビクともしません
あ〜あ〜 あんたぁカッコいいよ 惚れました 私の完敗

それから恋バナで盛り上がりました
クマールは気分がいいと饒舌になります(飲まなくてもそう)
クマには12年も付き合ってた彼女がいたけど、彼女の親に反対されて結婚できませんでした 悲しいね
彼女の親は医者だということで、いいとこのお嬢さんなんでしょう
クマールは「(相手の親が)ガイドという仕事を、あまりよく思っていないみたい」と言ってました
彼女は今は結婚して子供もいるのだけど、今でも心配だと言っていました
その後新しい恋のチャンスはあったけど、見送っているんだって
そんなに簡単に愛している人を変えれないと言っていました クマール一途なのね
日本女2揃って撃沈 笑
クマール「でも、いい歳だし、僕も結婚しないとね・・・」
あ、日本人の女性なんて、どうですか? 国際結婚もありだと思うよ 笑


●4泊目 WINDSOR HOTEL
Address:P.O.BOX.01,NUWARA ELIYA
開業:1984年/改修:2000年 総客室数:50


3月9日(木)へつづく